リボ払いはデメリットしかない？デメリットとメリット比べてみた

リボ払いはデメリットだけが先行して話題になりがちですが、実際にデメリットとメリットはどれだけあるのでしょうか？この記事ではその内容について比べてみました。

リボ払いって何？

リボ払いとは、クレジットカードの利用残高を毎月一定額または一定比率で分割して支払う方法です

初めに設定された支払い額や比率に従って支払いを進める事が出来るので、負担を楽にする事が出来る事が上げられます。

リボ払いの名称が異なる場合もあるので自分がリボ払いに当たるのかは以下から確認してみてくださいね。

リボ払いのデメリットから紹介

リボ払いの最大のデメリットは、その高い金利です。

クレジットカード会社によって異なりますが、年利15%から18%程度が一般的であり、これにより実際に支払う総額は元の購入額を大きく上回ることがあります。

金利は日割りで計算され、支払い残高に応じて毎日加算されます。そのため、リボ払いを続けるほど、支払う利息の額も大きくなっていきます。

18％の年利というのは凄まじい金額です。
数万円であれば正直大した金額にはなりませんが
100万を超えてくると年間で18万円と大きな金額になります。

実際にリボの最低返済額はかなり良心的な金額になっています。

実際に最低返済額で返済していると全く元のお金が減っていないみたいな事もよくある話なようです。

リボ払いにしたら毎月16円しか払ってなかったんだけど… pic.twitter.com/RSLYcaSwXS

— SalmonTANAKA (@Salmon_TANAKA) August 21, 2022

リボ払いは支払い総額が不透明になりやすい

リボ払いは毎月の支払い額が固定されているため、いつまで支払いが続くのか、総支払額がいくらになるのかが分かりにくい！

利息が残高に対して計算され続けるため、購入した商品の実質価格がどれだけ高くつくのかを把握しにくくします。

さらに、最小支払い額での支払いが続くと、支払い期間が長期化します。

結果としてより多くの利息を支払うことになります。最小限の支払い額だけを支払うことで、一見負担が少なく感じられますが、実際には利息が積み重なり、総支払額が多くなってしまいます。

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まるで自分の貯金のような感覚になる

毎月一定額の支払いが続くことで、実際には借金をしているという意識が薄れがちです。

リボ払いは借入れ意識の低下を引き起こす可能性があります。

これにより、さらなる無計画な支出につながり、借金のスパイラルに陥るリスクがあります。

リボ払いが「向いていない人」

リボ払いを選択してもいい人は「自分の返済能力をしっかり理解できる人」に限られます。これは当たり前ですね。

例えばですが、月々いくら返済が出来るかという部分についてすぐに答えられる人は少ないですよね。

余裕資金がいくらあるかというのは実際わかっている人は少ないです。大体この位余る・・・あるいはいつも余らないとなって初めてなんとなくの感覚が生まれる訳です。

この場合は余らない人は返済能力が0な人な訳です。このような人はリボ払いには向いていないです。すぐに火の車になって返済地獄になります。

リボ払いをする人の心理に当てはまっているかどうかは以下の記事も併せて読んで見てくださいね。

本当にヤバイ時以外はリボ払いはするのはダメ

まず、リボ払いを利用する理由を明確にし、それが本当に必要な支出なのかを検討する必要があります。緊急の出費や、一時的にキャッシュフローを確保する必要がある場合を除き、リボ払いは避けるべきかもしれません。

リボ払いの落とし穴として、多くの人が見落としがちなのは、「最小支払い額」の罠です。

最小支払い額だけを支払っていると、返済期間が延び、結果的に多額の利息を支払うことになります。

そのため、可能な限り毎月の支払い額を増やす、または余裕があるときに追加で支払いをすることで、支払い総額を抑えることが可能です。

リボ払いのメリット

リボ払いがまるで悪者のように話してしまいましたがそれも異なります。リボ払いがメリットとなる場合も多く存在しています。

キャンペーン利用でお得に使える場合がある

定期的にクレジットカード各社は「リボ払い」を登録や利用する事で大幅にポイントを付与したり、キャッシュバックをしています。

結果的に即返済してしまえばプラスになる事が有ります。また支払い初月からリボ払いにする事で登録時に数万円のポイントがもらえる場合もあります。

こちらについては「クレジットカード」の顧客の囲い込みの話もあるので更にお得な場合が有ります。

お金が本当にないときにかなり役に立つ

本当に支払いがピンチの時にリボ払いはかなり有能な機能です。

数か月のボーナスで返済をする事を想定した上で借りる場合は多少金利がかかっても今を乗り切れればいい！みたいなこともあるでしょう。

このような時はかなり使える機能だと思います。

リボ払いは基本は使わないほうが良いがうまく使えれば便利な機能

まとめると、リボ払いは支払い地獄になってしまう人が多い機能のため悪い物だととらえられがちです。

ですが、ポイント獲得の利点や、困った支払いの際にはある程度の選択肢の自由が生まれるので機能としては持っておくに越したことはないです。

使う人間のマネーリテラシーやリボ払いについての理解度が大きく影響する機能だという事を学ぶことで賢く使っていくことが出来るかも知れません。