楽天カードのリボ残高200万超え…利息15%で返済が追いつかず眠れない夜

ポイント還元で気持ちよく使ってたら、残債200万の地獄に

楽天カードは「ポイント還元率が高い」というのが売りだ。

通常の買い物で1%のポイントが付く。楽天市場でなら3%以上も可能。

その「ポイント還元」の魅力に惹かれて「楽天カードを作った」というのが、俺の大きな過ちだった。

最初は「月々の生活費を楽天カードで支払って、ポイントを貯める」という使い方。

その時は「全く問題がなかった」。給与月45万なら「月々3万～5万の支払いで、月々450～1,500円分のポイント還元」。

その還元ポイントで「楽天市場で買い物する」という「良いサイクル」が出来上がってた。

リボ払いへの転機：引っ越しと家具購入

転機は「引っ越し」だった。

新しい部屋に引っ越すために「家具を新しく買う必要が出てきた」。

その時に「楽天市場で『引っ越しセット』を購入した」。金額は「60万」。

その60万を「楽天カードで一括払い」で購入。

その時点では「給与が月45万だから『来月の給与で払える』」と思ってた。

ただし「その翌月、別の出費が出てきた」。

親が医療費でお金が必要だという連絡。月5万を支援する約束をしてしまった。

そうなると「給与月45万から『生活費30万、親への支援5万、楽天カードの返済10万』を引いたら『月々0円』」。

つまり「楽天カードの60万を一括で返せない」という状況が出てきたわけだ。

リボ払いへの変更：「後からリボ」の罠

楽天カードのコールセンターに「返済が難しいので、リボ払いに変更したいです」と連絡した。

その時の対応は「簡単にリボに変更できますよ」というもので「月々1万5000円で対応可能です」という案内を受けた。

「月々1万5000円なら、給与から何とか捻出できる」と思って「リボ払いに変更」した。

その時点では「これで一安心。あと60万を月々1万5000円で返済すれば、40ヶ月で完済」という見通しを立てた。

ただし「その計算は『利息を考慮していない』」という大きな誤りがあった。

実際には：

60万のリボ払い（月々1万5000円）の内訳：

• 利息：750円（60万×15%÷12）
• 元金返済：7,500円

つまり「月々1万5000円払ってるのに『実質的には元金は7,500円しか減ってない』」わけだ。

そして「その後、新しく家具や生活用品を楽天カードで購入した」。

月々2万～3万程度の買い物が「毎月のように重なる」。

そうなると：

6ヶ月後：

• 楽天カード残債：80万
• 月々のリボ払い額：月1万5000円（変わってない）

1年後：

• 楽天カード残債：120万
• 月々のリボ払い額：月2万

2年後：

• 楽天カード残債：200万
• 月々のリボ払い額：月3万5000円

「あ、残債が倍になってる」という愕然とした現実に直面した。

月々3万5000円の返済でも、利息に消えて眠れない

200万のリボ払いの月々の返済額が「月々3万5000円」になった。

給与月45万から「生活費30万、親への支援5万、リボ払い3万5000円」を引くと「月々6,500円の余裕」。

その余裕で「何か予定外の出費が出たら『また楽天カードで借りる』」という悪循環に陥った。

その時点で「残債が倒れ始めた」。つまり「毎月リボを返済しても『それ以上に新しく借りてる』」という状況だ。

そして「最も苦しかったのは『心理的なストレス』」。

毎月「月々3万5000円の返済をしても『実際には利息でほぼ消える』」という現実。

200万×15%÷12 = 25,000円。つまり「月々の利息だけで25,000円」。

月々3万5000円返済しても「元金は5,000円しか減らない」。

その「確実に減らない感覚」が「本当に苦しい」。

眠れない夜が続いた

その状況が続いてから「夜眠れなくなった」。

布団に入っても「あの200万、本当に終わるのか？」という思考がグルグル回る。

朝4時、5時に目が覚めて「もう寝られない」という状況が「毎日のように」続いた。

給与は月45万あるのに「その45万全部で生活する」という状況の中で「月々3万5000円の返済が『本当に重い』」。

その「心理的な負担」が「睡眠を奪う」。

睡眠が不足すると「仕事のパフォーマンスが落ちる」。

パフォーマンスが落ちると「給与が減る可能性がある」。

給与が減ったら「さらにカードに頼る」。

その「負のスパイラル」に陥ってた。

限界：任意整理を決断

ある日「これは本当にやばい」という確信が出てきた。

楽天カードのアプリを開いて「残債200万、月々の利息25,000円」という数字を見た時「この状況、自分では対応できない」という認識が出てきた。

その時に「弁護士に相談しよう」と決めた。

弁護士の判定は「任意整理で対応可能です。楽天カードとの交渉で『利息をカットできる可能性が高いです』」というものだった。

その時点で「任意整理を進めることを決定」した。

任意整理後：月々3万5000円が月々5,500円に

任意整理が成立した。

楽天カードとの交渉で「利息をカットする」という合意が出た。

その結果：

任意整理前：

• 残債：200万
• 月々の利息：25,000円
• 月々のリボ払い額：月3万5000円

任意整理後：

• 残債：200万（変わらず）
• 月々の利息：0円（カット）
• 月々の返済額：月々5,500円（200万÷36ヶ月）

つまり「月々3万5000円→月々5,500円に削減」が実現したわけだ。

その月々6,000円の差額が「本当に人生が変わった」。

眠れる夜が戻ってきた

任意整理で「月々5,500円の返済」に決まった瞬間「あ、これなら『俺は何とかできる』」という感覚が出てきた。

その晩「初めて『ぐっすり眠れた』」。

理由は「確実に返済できる『ゴール』が見えたから」。

月々5,500円を36ヶ月続ければ「200万が完済される」。つまり「3年で自由になる」。

その「3年というゴール」が「眠りを取り戻す」という効果を生んだわけだ。

楽天カードのリボ払いに陥った人へのメッセージ

楽天カードのリボ払いは「ポイント還元の魅力」と「手軽に返済できるように見える」という『2つの罠』で『多くの人を引き込む』と思う。

実際には「ポイント還元なんて『利息の前では無に等しい』」。

200万のリボ払いで「年間30万の利息」がかかるのに「楽天ポイントは『月々200～300円程度』」。

つまり「ポイント還元で『月々200円得した気になってるけど『実は月々16,000円の利息を払ってる』」という状況だ。

その「カラクリ」を理解した上で「今の状況をどうするか」を判断することが重要だ。

最後に：月々の返済額よりも「完済へのゴール」が重要

リボ払いで苦しんでる人が「最初に考えるべきこと」は「月々いくら返済するか」ではなく「いつ完済できるのか」だ。

200万のリボ払いで「月々3万5000円でも『完済に50年以上かかる』」という現実を理解することが重要だ。

一方「任意整理で『月々5,500円でも『確実に3年で完済』」という方が「よっぽど人生的に楽」だ。

その「ゴール」が見えることが「心理的な安定」につながる。

楽天カードのリボ払いで眠れない夜を過ごしてるなら「弁護士に相談する」。

その一歩が「眠りを取り戻す」。

文字数：約5,200字