【実録】借金500万円を10年放置した男が完済できた理由｜絶望から再起へのリアルストーリー

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はじめに

こんにちは。
今日は、借金500万円を抱え、10年以上放置した末にようやく完済できた話を、包み隠さずお話しします。

もし今この記事を読んでいるあなたが、

• 「借金が大きすぎて返せる気がしない」
• 「何年も放置してもう無理だと思っている」

そんな状況なら、僕の話が小さな希望になれるかもしれません。

最後まで読んでもらえたら嬉しいです。

借金総額は約500万円｜20代の無知と油断が生んだ地獄

若いころ、僕はお金に無頓着でした。
「今さえ楽しければいい」
「なんとかなるだろう」

そんな浅はかな考えで、気づけば借金は雪だるま式に増えていました。

内訳はざっくりこんな感じです。

項目	金額（当時）
クレジットカード（2枚）	約120万円
パソコンローン	約15万円
車のローン	約250万円
携帯電話代（2社分）	約100万円
その他未精算費用	約15万円

合計：約500万円

特に、携帯代100万円というのは異常ですよね。
理由は、当時まだスマホが普及していない時代に、「電話でチャット」するサービスにハマってしまったからです。

• 長電話でも3か月くらい支払わなくても止まらなかった
• 料金明細もろくに見なかった
• 気づいたときには2台で100万円超え

完全に、自業自得でした。

借金を放置して過ごした10年

そこから、地獄の10年間が始まりました。

• 携帯は家族名義で契約
• 家は保証会社を使わないと借りられない
• クレジットカードは一切作れない
• たまに届く督促状を無視して怯えて暮らす

**「もう自分の人生は詰んだ」**と、何度も思いました。
仕事で稼いだお金も、浪費癖が抜けず、何度も同じ過ちを繰り返しました。

いわゆる**「負け癖」**が完全に染みついてしまっていたんです。

少しずつ芽生えた「返したい」という気持ち

30代半ばに入り、
周囲の仲間たちが家庭を持ったり、キャリアを築いているのを見たとき、
ふと、こう思いました。

「俺、このままじゃ本当に何も残らないな」

そこから少しずつ、意識が変わり始めました。

• 節約を意識するようになった
• 無駄遣いを減らす努力をした
• 少しずつ貯金を始めた

当時の僕には奇跡のような変化でした。

手元に残った200万円と、債権会社への交渉

貯金が200万円ほど貯まったころ、
毎月届いていた「債権会社からの請求書」を、改めて真剣に見つめ直しました。

そして、思ったんです。

「これ、まとめて払えば、人生やり直せるかもしれない」

ただ、金額は500万円。
200万円では到底足りません。

そこで、ネットで調べた知識を頼りに、
債権会社に直接電話交渉を試みました。

最初は心臓が飛び出るくらい怖かったです。
「怒鳴られたらどうしよう」
「訴えられたらどうしよう」

でも、意外にも、担当者の方は冷静でした。

交渉結果｜大幅減額に成功

担当者いわく、債権会社も「無理に満額回収するより、少しでも回収できた方がいい」とのこと。

そこから数回のやりとりを経て、
最終的に驚くべき提案が出ました。

✅ 総額500万円 → 約170万円に減額
✅ 一括払いできるなら即日和解

この時、僕は本当に震えました。
「ここで払わなきゃ、もうチャンスはない」

そう覚悟を決め、手元にあった200万円のうち、
170万円を支払いました。

そして、借金完済。
10年以上の重荷が、ようやく肩から降りました。

完済して初めて見えた「次の壁」

しかし、借金を完済しても、すぐに人生がバラ色になるわけではありません。

• 信用情報（ブラックリスト）はすぐには回復しない
• クレジットカードもすぐには作れない
• 何より、自己肯定感の低さが根深かった

ただ、完済したことで、
「次は何を頑張ろうか」
と考えられる心の余裕が生まれたのは大きかったです。

小さな光が、ようやく差し込んできた感覚でした。

まとめ｜今、借金に苦しんでいるあなたへ

僕は500万円もの借金を作り、
10年以上逃げ続けた人間です。

でも、それでも、人生は立て直せます。

完済に至るまでの道のりは、決して平坦ではなかったけれど、

• 一歩踏み出す勇気
• 素直に謝る気持ち
• できることから地道にやる覚悟

この3つさえあれば、何とかなると信じています。

もしあなたも借金で苦しんでいるなら、
どうか**「自分を見捨てないで」**ください。

そして、可能ならば、
一度債権会社に相談してみてください。

人生は、何度だってやり直せます。
僕ができたんだから、あなたにもできると、心から思っています。