「期間工は人生の終わり」ではない！期間工で稼ぐ事をおススメする訳

期間工って聞くと、どんなイメージが浮かびますか？

突然ですがあなたは期間工と言われてどんなイメージが湧きますか？

どうやらネットを見る限りプラスの感情ではなくマイナスのイメージを抱える人が多いようです。

Googleで「期間工」と検索すると、関連キーワードには「人生終わり」って出てきます。

何かネガティブな事が有るからこのようなサジェストが出るわけですね。

どうやらネット上では無職から一発逆転。きつい仕事や一時的な収入源、はたまた「人生終わり」の人がやるみたいなイメージが先行した結果と、「実際に人生が終わったと思った期間工」が検索した結果なのかも知れません。

この記事では人生終わりになってしまう人の特徴と人生を始められると思った人の差を紹介していきます。

ネットの「期間工　人生終わり」は事実の一部

期間工と言えば短期間でお金を大きく儲けられます。理由として、衣食住が保障されている場合が多く手取りのほとんどを貯金する事が出来るためです。

ただ一時的に大きなお金を儲ける事でその後の生活に影響を与えてしまっているようです。

ここでは人生が終わってしまった例を紹介します。

浪費癖がある人、ギャンブル癖

期間工は無資格・未経験・学歴不問です。正社員では日本有数の超ホワイト企業のYOYOTAに無職が入社することができます。

期間工になると【入社祝い金や満了金】もあります。また寮費・水道光熱費が無料になっています。

普通の仕事をしているより稼げるケースが多いです。なによりも生活費がかからないため、毎月手元に20万ちかくのお金が残ります。

期間工を行う人間の中でももともと借金等により生活に困窮している人間は突然のおお金に金銭感覚がおかしくなる人が増えます。

返済カツカツの人間が急に大金を手にしたらそれはそうなってしまいますよね。

その結果、パチンコに行ったり、風俗やブランド物等を購入してしまったり、外食やコンビニ等を利用する等してお金使いが荒くなります。

その結果、期間工の満期を迎えた時にほとんどお金が残っていないなんてことも・・・

期間工から派遣やブラック企業に行きづらい

このようなホワイトな環境は一般企業では中々実現する事が難しいです。

そうなるとどうなるかというと

となり、次に進むことができません。その結果、40代～50代になって期間工の応募年齢から外れていくわけですね。

手に職が就かない

期間工は「ライン作業」といい、誰でもできるような簡単な仕事が多いです。

新しい事はやらず言われた通りにやらないといけないのがこの仕事です。

なるべく思考停止して目の前の作業に没頭するだけです。

僕の経験上は1日8時間労働が信じられないほど長く感じるほどの単純作業である場合が多いです。

だからこそ、「お金はある程度稼ぐ事」に特化した仕事になります。

期間工の仕事は正直他の仕事と比べて期間工以外での需要が少ないです。

結果として手に職が就かないので空いている時間に資格や副業を行い、次の仕事へのステップにしないと「人生終わり」になってしまうかも知れません。

期間工は何のために行うの？という理由が無い人は危険

期間工になる理由って人それぞれ。
借金返済、貯金が欲しいから、余裕が欲しいから、正社員登用を目指しているから

期間工は最長で2年11カ月までの有期雇用のため、2年に1度はリセットされる

期間工をし続けても募集要項を満たせなくなるので、60代まで期間工を続けるのは事実上不可能です。

期間工をする人は自分の人生について深く考えていない人が多い気がします。

期間工を始めて、稼げるから続ける10年近く期間工をやって散財していたら40代期間工以外の仕事を探しても、ブラック企業ばかりで厳しい期間工メーカーも雇ってくれない年齢になりつつある自分

これが人生が終わったと思う瞬間だと思います。僕の経験上ですが、こういう人は結構多かった印象です。

そしてそういう人ほど、気づくのが遅れます。危機感がなくて実際に募集が無くなって初めて気づくからです。

「小さい目標でもいい」前に進みたいと思う人は期間工はおススメ。

期間工は正直言って退屈さに慣れれば「衣食住にお金まで補償されているぬるま湯」です。

一度期間工ループをすると中々立ち直る事が出来ません。

しっかり次を見据えた目的や夢を持ち、期間工を行う人は人生の始まりにもなるのが期間工という仕事です。

期間工を検討するあなたへ

今、この記事を読んでいるあなたは期間工を検討しているかも知れません。あなたに伝えたい事は次を見据えてほしい事。

ネット検索してみればわかりますが、期間工でお金を貯めて成功した人はいっぱいいます。

ですが一方で人生終わりになった人もいっぱいいるのが期間工です。

借金だらけの人生に、無職を終わらせたいあなた、貯金をして世界を一周したいなど人の数だけ変えたい人生も有るはずです。

そんな人生のリスタートには期間工は非常に良い選択肢だと思います。

期間工の日常ってどんな物なの？

【トヨタ期間工の例】

①早番（6：25～15：05）・遅番（16：00～24：40）の2交代制
②日勤のみ（7：55～16：50）
③早番（6：25～15：05）・遅番（13：55～22：35）・深夜（22：10～6：50）の3交代制

実働時間は7時間35～50分で、2時間ごとに10分間の休憩や45分間の食事休憩があるそうです。

期間工はいくら稼げるの？

期間工の給料は会社や勤務条件によって異なりますが、デンソー期間工の例を挙げると、7ヶ月の手取り合計が約2,252,000円で、月平均の手取りが約321,714円です。また、2年目からは日給が昇給し、年収500万円以上が可能になるとのことです。

満了金は6ヶ月ごとに支給され、3年間で総額300万円に達する可能性があるので夢が有りますね。

一方、ダイハツ九州の期間工は、年収約400万円くらいとされています。

入社祝い金が15万円、満期報奨金が最大90万円などの特典があります。

また、寮は個室確定で工場まで徒歩5分というメリットがあります

人生終わりとのレッテルは気にしないで良い

「期間工=人生の終わり」という考え方は、正直言ってズレてると思います。

多くの人にとってスタートラインに立っているだけ。確かに、今は厳しいかもしれないけど、これが終わりじゃない。

期間工の経験から得られる社会のスキルってたくさんあります。

時間管理、チームワーク、プレッシャーの中での作業…これらはどんな仕事にも役立つスキルです。

ブラック企業と違い自分の時間も確保されているので、スキルアップのチャンスもいっぱいあります。

資格取得のための勉強を始めたり、オンラインコースで新しいスキルを学んだり。

自分をアップデートするチャンスは、意外と身近にあるので次の一歩に進む大チャンスですね。