電子決済詐欺！？〇〇PAYで返金は詐欺です。手口を紹介

最近、多様な手口でお金をだまし取る詐欺が増えています。
ここでは、「〇〇ペイを使った送金詐欺」と「遠隔操作アプリを使った借金詐欺」について詳しく解説します。

〇〇ペイを使った送金詐欺

ネット通販で商品を注文した消費者が、販売業者から「在庫がないためキャンセルになった。〇〇ペイで返金する」と連絡を受け、LINEの友達登録を促されることがあります。

ビデオ通話で指示された操作が実は送金操作であり、意図せずにお金を送ってしまうという手口です。この詐欺では、返金を装って約10万円をだまし取られるケースも報告されています

実際の電子決済を使った詐欺の手口を紹介

偽の通販等のサイトからの連絡

被害者が商品を購入した通販サイトからの「欠品による返金」連絡から来ます。基本的には欠品という形でのメールが多いそうです。

商品を購入した数日後に「商品が欠品しているため返金します」というメッセージが送られてきます​​。

返金手続きを装ったQRコード

返金手続きを行うためのQRコードが送られてきます。このQRコードを読み取ると、実際には被害者の口座から犯人の口座に送金される仕組みになっています。

「返金番号20221」という数字と共にQRコードが送られ、
指示通りに読み取ると、実際には20221円が犯人の口座に送金される​​。

通話やメッセージでの誘導

犯人は通話やメッセージを通じて、被害者が疑わないように巧妙に操作を誘導します。例えば、通話中に「PayPayアプリを開いて、操作をしてください」という指示を受け、その通りに操作すると、知らない間に送金手続きが完了してしまいます​​。

基本的にはPAYPAY等がメインとなります。オカシイなと思ったら一回電話を切ってしまうのが手かも知れません

他の詐欺事例「NTTファイナンス詐欺」

NTTファイナンスの名を名乗り、自動音声ガイダンスで「未納の料金がある、このままだと回線が停まる」などと不安をあおり、折り返しの電話を促す手口も増えています。

この詐欺では、電話や訪問による架空の未払金の支払いを求められることがあり、NTTファイナンスは電話での催促や訪問による集金は行っていないと注意喚起しています。

これらの詐欺から身を守るためには、怪しい連絡にはすぐに応じず、警察や消費生活センターに相談することが重要です。また、返金を〇〇ペイで行うと言われたら疑い、相手の指示に従わないようにしましょう。
https://www.ntt-finance.co.jp/lp/scam/