サレ妻になった時に知っておきたい慰謝料とその後の話

不倫をされてしまったら強いショックと共に。
慰謝料が気になる方も多いのではないでしょうか？
今回は不倫をされてしまった人に向けての慰謝料についての記事になります。

「サレ妻」とは

「サレ妻」という言葉は、配偶者が不倫をしていることが発覚した女性を指します。

この記事では、そのような状況に直面した女性がどのように対処すべきかを解説します。

浮気の慰謝料を請求するためには？

慰謝料を請求するには、法的に認められた不貞行為が存在していることが必要です。
不貞行為の証拠としては、写真やメッセージの交換、目撃者の証言などがあります。

浮気しているのが分かる！女の勘は当たりますが、それだけでは法律的には足りないようです。

「不貞行為」の定義について

不貞行為とは、配偶者が結婚の約束を破り、第三者と性的関係を持つことを指します。

この行為は、配偶者に対して精神的な苦痛を与えるため、慰謝料の対象となります。

「不貞行為」を理由に慰謝料請求をするためには？

慰謝料を請求するためには、不貞行為の証拠が必要です。

証拠の例とは

①メッセージや電子メールの記録
不貞行為を示唆する内容のメッセージや、不適切な関係を示す電子メールの交換。

②写真やビデオ
不貞行為の当事者が一緒にいる様子を捉えた写真やビデオ。

③ホテルの領収書
不貞行為を疑う場合に、ホテルの領収書やクレジットカードの明細が証拠として使用されることがあります。

④目撃者の証言
不貞行為を目撃したとする第三者の証言。

⑤GPSや位置情報のデータ
携帯電話やその他のデバイスのGPS記録を利用して、特定の時間に特定の場所にいたことを示すデータ。

⑥SNSのアクティビティ
不貞関係を示唆するソーシャルメディア上での公開されたやりとりや写真。

⑦私立探偵による調査結果
プロの調査によって得られた証拠。例えば、尾行や監視の記録。

また、請求時は「配偶者と不倫相手双方に慰謝料を請求すること」が可能です。

不倫の慰謝料の相場について

状況	慰謝料の相場
被害者が未婚者	30万円〜100万円
被害者が既婚者	100万円〜300万円
長期間にわたる不倫	300万円以上
不倫に子供が関与している場合	400万円以上
特別な事情（公然の場での不倫等）	場合によりさらに高額に

不倫による慰謝料の相場は、事例によって大きく異なりますが、「一般的には数十万円から数百万円程度」です。

具体的な金額は、不倫の状況や被害の程度によって決定されます。

もしあなたの相手が未婚と偽り、その事実を知らずに関係に関与した人は通常、慰謝料を支払う必要はありません。このケースでは、未婚と偽った本人が慰謝料を支払う責任を負う可能性が高いです。

サレ妻が不倫の慰謝料を請求する方法

不倫慰謝料を請求する方法としては、まずは話し合いによる解決を試みることが推奨されます。

話し合いが決裂した場合は、調停や裁判による法的手続きを進めることになります。

不倫の慰謝料請求は弁護士に依頼を！

慰謝料請求のプロセスは複雑で精神的にも負担が大きいです。

専門的な知識を持つ弁護士に依頼することが望ましいです。弁護士は適切なアドバイスと共に、訴訟手続きをスムーズに進めることができます。

「サレ妻」の慰謝料請求は話し合いから！弁護士への相談もご検討を

最終的には、法的手続きに進む前に、双方が納得する形での解決を目指すことが重要です。

その過程で弁護士との相談を行うことで、より良い解決が期待できます。