友達募集アプリで詐欺被害、借金から自己破産をした経験

<概要>
20代女性
借金の種類：2社
└アコム等
借金の理由：詐欺
年収：当時は250万円（現在は生活保護）

私が詐欺に遭って、借金を負わされ、債務整理、自己破産、ブラックリスト入り、クレカを作れない、カードローンを作った話しなどを包み隠さず話します。

ブラック企業に入社。毎日が苦しい日々

私は、田舎で生まれ育ちました。親元を完全に離れたのは短期大学を出た後、就職で東京に上京したときです。それまで、田舎だからこそなかなか犯罪が目立たず平和に過ごしていました。東京に状況して正社員として働いていました。いわゆるブラック企業に入社しました。軽い言葉の暴力や朝早く夜遅い長時間労働に休みが月に５回。新卒だから疑問を持たなかった。できないポンコツだったからです。

友達と呼べる人もいなくとにかく寂しく苦しかった。街に出ればブランドのショッパーを持ち歩くおしゃれで細くかわいい同世代女子。SNSをみれば、キラキラしている世界。とても辛かった。

そこで友達作りアプリを始めました。始めてすぐに年上でOLをしている女性とマッチングしやりとりを開始した。近い渋谷で会うことになった。緊張はしましたが人も多い場所だし、友達が欲しく必死だったので危機感を感じていなかった。

■友達募集アプリ
新しい友達を作りたい人がオンラインで繋がれるプラットフォームです。これらのアプリは、ユーザーが共通の趣味、興味、活動、または特定の社会的、専門的な目的を共有する人々を見つけることを容易にします。 多くのアプリは、異性だけでなく同性の友達や趣味友を探すことにも焦点を当てており、様々な年齢層やバックグラウンドのユーザーが利用しています。一部のアプリでは、地域コミュニティや特定の趣味に特化したグループもあり、同じ興味を持つ人々と繋がることができます

渋谷でカフェに入って仕事や東京にきた経緯などを話した。しばらくすると相手側に電話がかかってきて、その人も近くにいるということでカフェに来ることになった。

幼馴染といった男性だ。そして、好きな芸能人の話になり、知り合いにイベントなどに携わる会社の社長がいるという話だった。単純だから推しに会えるかもと思い喜んだ。

話は、変わりお金の話になってその社長がいい副業があると言ってきた。私は、正直家賃を払うので貯金も多くはなかったので話だけ聞こうと思った。

実は詐欺だった良い副業の話

現在も苦しむことになるとは知らずに。後日、2人と高田馬場で合流し、借りている仕事部屋に歩いて向かった。会ってすぐに投資の話になった。

毎週日曜日、アプリでレースが行われるからネット上で操作してくれるというよくわからない話を聞いた。お金に余裕のないわたしは、いいようにいいくるめられ稼げる、親に恩返ししつつ遊べると信じた。

それには、100万が必要と言われた。どうやって100万も？と思ったが従えばいいといわれ、アコムなどの消費者金融に新宿まで行った。

LINEで入力、返答内容を指示された。私は訳がわからなかった。

消費者金融の存在を知らなかったから。言われるがまま、100万2社から借りた。

そして、するする契約。自宅に帰りアプリをいれ画面操作されまんまと詐欺に引っかかったのだ。

なぜなら、毎週マイナスばかりで入金をしたから。投資金額は、およそ120万。とても返せなくなり、借金をしていることを誰にも言えず、仕事のストレスもあり鬱と診断され、生活できなくなり生活保護を受ける際に詐欺だとはっきり第三者に言われた。

とても悔しかった。そして、法テラスを使い、国の制度の力を借りて無料で借金をなくしてもらった代償が自己破産。

そしてブラックリスト入り以後、カードが作れない。残ったのは、借金と持病だ。

今は生活保護で暮らしているが、例え目が眩んでも儲け話や怪しいうまい話の副業に手を出さず消費者金融に手を出さずに働けるなら無理せず働け