生島ヒロシの10億円の借金の原因は？現在は返済が終わっているの？

フリーアナウンサーの生島ヒロシさんは、平成元年（1989年）にTBSを退社し、自身の事務所「生島企画室」を設立しました。その後、約10億円の借金を抱えることとなった彼の波乱万丈な半生について詳しくご紹介します。

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— 生島ヒロシ (@i_hiroshi1224) June 5, 2024

借金の原因は「不動産投資」と「金融商品」

生島さんは、独立後に急速に収入を増やしました。TBS時代の年収1200万円から、独立後3年目には3億6000万円に急増しました。

この収入を背景に、約1億6000万円の都心のマンションに事務所を構え、約4億円の自宅を購入しました。また、ワンルームマンションなどの不動産投資に数億円を使いました。

しかし、知人らに金融商品投資で騙されるなどして、計約2億円の損失を出し、借金は最終的に10億円ほどに膨れ上がりました。

振り返ってみると、「少なくとも5人に騙された」と言います。学生時代の親友には2000万円を踏み倒され、連絡がつかなくなったこともありました。

借金返済の道のり

1994年4月に総合司会に就任したフジテレビ系の情報番組「おはよう！ナイスデイ」を1年半で降板し、テレビの仕事が減少しました。

息子2人の授業料や義母の介護、毎月約400万円のローン返済など、出費がかさみました。この窮状を救ったのが、1998年にスタートしたTBSラジオ「生島ヒロシのおはよう定食」と「生島ヒロシのおはよう一直線」でした。

さらに、所属タレントの優木まおみさんがブレイクし、事務所の収入が増えたことで、経済的に潤いました。これまで自分の収入だけで回していた事務所の運営が、タレントの収入も加わり安定するようになりました。

いつ死んでもいいように悔いなく生きる！

生島ヒロシさんは、高校時代から始めた空手を教えるために単身渡米し、カリフォルニア州立大学ロングビーチ校ジャーナリズム科を卒業しました。帰国後、1976年にTBSに入社し、アナウンサーとして活躍しました。13年後に有言実行でフリーに転身し、自らの事務所を設立しました。

2011年の東日本大震災では、地元・宮城県気仙沼市に住んでいた実妹夫婦を津波で失うという悲しい別れも経験しました。

それでも彼は、「明日がやってくるのは当たり前と思ってはいけない。一日一生。今日が最後だと思って悔いなく生きる」と語り、そのポジティブシンキングは健在です。

現在の生島企画室はかなりの大所帯に

現在、「生島企画室」は、タレントや文化人ら約80人と社員14人を抱える大所帯となり、TBSラジオの番組も今月で放送5500回を達成しました。生島さんは「求められるうちはやりたい」と語り、生涯現役を目指しています。