千昌夫の借金額は3000億を超え！？芸能人ナンバー１の借金の理由とは

千昌夫さんは、日本を代表する演歌歌手でありながら、実業家としても知られています。
彼の波乱万丈な人生は、特にバブル崩壊による巨額の借金とその返済に象徴されます。
今回は、千昌夫さんの借金にまつわるエピソードを中心にまとめました。

千昌夫の波乱万丈すぎる人生について

星影のワルツの大ヒットとアメリカ人との離婚騒動！？

義母は『星影のワルツ』が大好きでよくデイサービスで歌っていたそうな。だからデイサービスの人たちが、義母が帰ってきた時に備えてみんなで『星影のワルツ』を練習していたそうなのです。なので、通夜にやってきたデイサービスの人たちと一緒に『星影のワルツ』を熱唱しました！…みんな泣いてたな… pic.twitter.com/nv1rEPNOdo

— 元店主@cafeopal (@mototenshu69) March 16, 2024

千昌夫さんは、1947年に岩手県で生まれ、1965年に歌手デビュー。翌年には「星影のワルツ」が大ヒットし、紅白歌合戦にも出場しました。

彼は1972年にアメリカ人のジョン・シェパードさんと結婚し、夫婦でCMやバラエティに出演して人気を博しました。

しかし、1986年に浮気が発覚し、シェパードさんとの離婚騒動が始まりました。この離婚は、日本の芸能界で前例のない規模の財産分与を巡る争いとなり、シェパードさんはカリフォルニア州の裁判所に360億円の財産分与を求める訴訟を起こしました。

不動産投資と巨額の資産

千昌夫さんは、不動産投資で成功し、バブル絶頂期には資産が2000億円にも達しました。

彼は1970年に仙台市の郊外に5万坪の土地を購入し、その後も次々に不動産を購入。

特に東北新幹線計画が進む中で土地の価値が急上昇し、彼は莫大な利益を得ました。最盛期には「不動産王」と称されるほどの地位を築きました。

バブル崩壊と借金

しかし、バブル崩壊により千昌夫さんの不動産事業は大打撃を受けました。

1991年のバブル崩壊後、彼の不動産の価値は急落し、2000年には負債総額1034億円で経営破綻しました。

個人的な負債も3000億円に膨れ上がり、絶望的な状況に陥りました。

借金返済への奮闘

千昌夫さんは自己破産を避けるため、民事再生法の適用を受け、借金を大幅に減額しました。

彼はその後、歌手活動を再開し、全国各地でコンサートやディナーショーを精力的に行い、地道に返済を続けました。2011年には、東日本大震災の影響で紅白歌合戦に復帰し、その後もBSの演歌番組などで活動を続けています。

終わりに　借金を「諦める事は恥ずかしくない」

今回の千昌夫さんの例でも紹介した通り、民事再生法（個人で言う自己破産や個人再生、任意整理）は恥ずかしい事ではありません。冷静に考えて払う事の出来ない金額を一生払い続ける理由はありません。

その点では、3000億を民事再生しておそらく数千万くらいまで減らした千昌夫さんは素晴らしい選択だったと思います。同じく借金で悩んでいる人がいれば弁護士や法律の力に頼ってみるとよいかも知れませんね。