東京ミネルヴァ法律事務所が破産の裏側。武富士の傀儡になっていた噂

東京ミネルヴァ法律事務所を聞いた事が有る人は多くいるのではないでしょうか？
多くの広告費を払い、有名な法律事務所の一つでした。
今回はそんな東京ミネルヴァ法律事務所の破産の裏側について調べてみました。

色々な黒い噂が有るみたいですので今回はしっかりとリサーチしてみました。

東京ミネルヴァ法律事務所の破産の理由

東京ミネルヴァ法律事務所は、過払い金返還請求を手掛けることで知られる弁護士法人でしたが、2020年に大きな不祥事が発覚しました。

この事務所は、依頼者から預かった金を不正に流用し、結果として破産に追い込まれました。

特に注目すべき点は、広告会社への支払いに依頼者からの預り金を使っていたことが明らかになった点です。

事務所は2015年3月期に最大の売上と支払いの差が見られ、総じて経営が赤字であったこと、また、依頼者からの預かり金総額を下回る現預金残高の状態が持続していたことが判明しました

広告費を火の車で回していたというのが事務所の実情だったそうです。赤字なのに多くの広告を打っていたからこそ、知っている人も多かったのかも知れませんね。

破産手続き後の東京ミネルヴァ法律事務所について

過払い金が仮に1人当たり30万円だとすれば、被害は1万人規模！！

破産手続き開始時、破産管財人は東京ミネルヴァに残っていた預金約4億7600万円をはじめ、約10億円を回収したと報告しています。

また、事務所から独立した弁護士が新たに開設した事務所に移された約5億7700万円も回収の対象となりました。

事務所名義の土地・建物も財産として回収されましたが、破産に至った具体的な経緯や広告会社との関係などについては、詳細な説明がなされていません

この事例は、弁護士事務所の管理不足や不適切な資金運用のリスクを浮き彫りにし、他の法律事務所に対しても警鐘を鳴らす事態となりました。

事務所の破綻により、多くの依頼者が影響を受け、弁護士業界全体に対する信頼性の低下を招いたと考えられています。

法律事務所だから安心という事はないという事が一般に知られる事になりました。

破産の裏にある黒い噂について　法律事務所の乗っ取り

ミネルヴァを支配していた、今回の破産劇の黒幕ともいえる広告会社とは（株）リーガルビジョン〔渋谷区、代表霜田広幸〕である。兵庫県出身で、消費者金融大手の武富士で札幌支店長までつとめた兒嶋勝氏が04年4月に設立した（株）DSC〔渋谷区〕がリーガルビジョンの前身。士業の広告解禁を受けて創業した、士業専門の広告代理店だ（https://biz-journal.jp/company/post_174488.html）

東京ミネルヴァ法律事務所破産の裏には元武富士支店長が経営する広告代理店があったのか…。こわ。

— 恐怖！ネコ。 (@turuya4) February 13, 2021

このような事例は、オーナーの知識や経験不足、経営陣の不仲などの内部の弱点を突かれる形で起こりがちです。

また、東京ミネルヴァ法律事務所の場合、預かり金25億円が不正に流用されたとして弁護士会から除名されました。

この問題は、法律事務所の管理体制の弱さや、不正行為を防ぐための対策の不備を浮き彫りにしています。

法律事務所は「清く正しいホワイト」なイメージを一般人は持つ一方。

「自営業」的な側面も持っており責任者が言いくるめられたり、弱みを握られてしまうと、「法律事務所の乗っ取り」が発生してしまいます。

また過払い金請求ブームが一時期あったため、そこに目を付けた広告代理店に乗っ取られてしまったというのが今回の問題点でした。

同じくように乗っ取られてしまう危険のある法律事務所は多くあると思います。

しっかりと口コミや経営状況を調べないとダメな時代ですね。

法律事務所だから安心ではないのでしっかり信頼できる法律事務所を選ばないとダメですね！